シングルマザー家庭の平均年収は223万円

先日、ニュースを見ていて、シングルマザー世帯の生活の厳しさをあらためて痛感しました。
母子世帯の母親の平均年収は223万円で、シングルマザーの多くが貧困状態です。母子世帯の母親の8割が働いているものの「正規の職員・従業員」は約4割に過ぎず、「パート・アルバイト」「派遣社員」などの非正規雇用が5割を超えているのが実情だそうです。

こうした現実もあり、離婚して親権者・監護者となって子どもを育てるシングルマザーにとっては、元夫から払われる養育費は、子どもの成長を守り、子どもの将来のために大切なお金となります。
しかし、父親から養育費を払ってもらっている家庭は約20%に過ぎません。夫婦に子どもがいる場合、親権者を決めないと離婚できないことは法律で定められていますが、養育費の支払いについては、法的な縛りがないことが原因になっていると思います。

離婚は夫婦間のプライベートな問題かもしれませんが、子どもにとっては将来を左右する切実な問題になります。唯一、離婚の際に公正証書を取っておくことで、元夫が養育費を払わなくなった場合には、給料や財産の差し押さえができる効力を持つことができますが、その執行のためには法的な手続きを取ることが必要となり、女手ひとつで我が子を育てているシングルマザーにとっては、容易なことではありません。

経済的、社会的にも弱い立場にある母子家庭が、少なくとも子どもが未成熟子を終えるまでは安心して暮らすことができるように、養育費についても法律や社会制度はより強力な制度を整えるべきだと思えてなりません。
養育費問題に強い弁護士

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