闇金が面倒くさいおまわりさん

闇金から3万円ほど借りて、一円も返さずにほったらかしにしていたK君が、血相を変えて泣きついてきた。

「会社に、Kはお金を借りても返さないと書かれたファックスが何通も届き、上司から事情を聞かれた」と言う。

すぐに警察へ被害届けを出すように勧めたところ、K君は最寄りの交番へ駆け込んだ。

会社から解雇されることを心配した彼は、応対したお巡りさんへこれまでの経緯を話し、何とか力を貸してほしいと訴えた。

しかし、応対した担当者の言葉はあまりに冷たかった。

「あなたがお金を返さないから、こんなことになったんでしょ!それに、具体的な危害は加えられていないんでしょ。まずは、相手とよく話し合って、それでもあなたが危害の恐れを感じるなら、あらためて相談に乗りますよ。闇金は出資法違反の取締り対象ですが、一方でお金の貸し借りは民事案件でもありますからね」と半ば追い返されてしまったのだ。

さすがに、ここまで来ると督促の電話を無視し続けるわけにもゆかず、闇金と話をしたK君。
「利子が利子を呼んで、莫大な金額に膨れ上がっていた。そんなお金返せるはずもないし、どうすればいい?」と青ざめた顔で聞いてきた。

警察署か県警本部の生活安全課へ相談すると良かったのだが、時間的な余裕もないことから闇金被害に強い弁護士を紹介してあげた。

その弁護士事務所は闇金に強いので、うまく処理してくれると思うのだが、そもそもは軽い気持ちで手を出したK君が悪い。

今回の件で、二度と変なところには手を出さないと約束してくれることを願うばかりだ。

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